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11月1日日没後「月面X」が見える

[天文現象] スケジュール:2022/11/01
更新日:2022/10/27

一部の天文愛好家で「月面X」と呼ばれている現象があります。「上弦の月」のころ、ブランキヌス、プールバッハ、ラカーユというクレーターの付近が夜明け(地球での夜明けではなく、月面での夜明けです)を迎える頃、クレーター壁面の高い所にだけ光が当たりはじめ、それがたまたまアルファベットのXのような形に見える現象です。

この現象は上弦の月の特定の時間に発生する確率が高く11月1日(火)17時から18時ころにかけて天体望遠鏡を使えば見える見込みです。
11月1日の日没は17時過ぎですので月面X発生予想時刻17時ころはまだ青空です。従って実際には月がよく見えるくらいに暗くなる17時30分すぎからになると思われます。これまでの観測例では発生予報時刻の30分から1時間くらい後でも「月面X」が見えている可能性があります。

天体望遠鏡をお持ちの方はチャレンジしてみて下さい。

下の写真は2021年2月19日に見えた「月面X」です。このときは月面LOVEも見えていました。

20210219月面X (2)-DeNoiseAI-denoise_01
*LOVEのOは表示していません。
撮影日時:2021年2月19日(金)19:15
撮影場所:愛媛県新居浜市
撮影機材:天体望遠鏡20cmF5ニュートン(Sky-Watcher) カメラZWO ASI385MC
撮影データ:直焦点 AS3スタック、RegiStax6ウェーブレット、DeNoise実施
撮影者:天体望遠鏡博物館会員 A氏

 

 

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