お知らせ

日没が早くなり17時過ぎにはもう暗くなってきました。晴れた日の19時ころに東南の空を見ると光り輝く光点にすぐ気がつきます。太陽系最大の惑星「木星」です。

周辺には明るい星がないので、一等星よりもずっと明るいマイナス2．8等級で輝いている木星はとにかく目立ちます。（23時ころには南中します。23時頃には南の空で輝いています）

口径5㎝クラスの双眼鏡を三脚などを使って視野がぶれないように安定させて見てみると木星の４つの衛星を見ることができます。（衛星は木星の周りを回っているので観測時刻によっては木星の影の方に入っていたりして3つしか見えないこともあります）

天体望遠鏡を使うと木星の縞模様も何本か判別できます。口径4㎝の小型望遠鏡でも判別できます。

口径15㎝以上で倍率300倍程度で見たときのイメージです

口径4㎝から5㎝の小型屈折望遠鏡、倍率35倍程度で見たときのイメージです。実際には視野内に衛星が何個か見えますが、日時によって衛星の位置は大きく異なりますので図ではあえて非表示にしています。

小さな像ですが、それでも縞模様が2～3本あることがわかります。