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【残席わずか】夜間天体観望会9月7日

[イベント] スケジュール:2019/09/07
更新日:2019/08/25

【日時】2019年9月7日(土)19時00分~21時00分 (受付18時30分~)
【内容】19時からオリエンテーション後、19時30分ころから天候に合わせて天体観望を行います
【予定機材】:大型望遠鏡数台、中型望遠鏡10台程度、大型双眼鏡数台、小型双眼鏡40台程度
【参加費】大人500円、大学高校生400円、中学小学生300円、就学前児童無料、障がい者手帳お持ちの方無料

【参加申込】このページ最後に申し込みフォームがあります。
残席わずかです。8月26日夜に予約受付終了致します。

【オリエンテーションの内容】
・今夜の星空のシュミレーション(教室内)
・本日の天体望遠鏡の味わい方(教室内)
・天体望遠鏡の見方・使い方説明(教室内)
・双眼鏡の使い方説明(教室内)
・夜間天体観望会での事故防止注意事項説明(教室内)
・双眼鏡・天体望遠鏡の操作練習(校庭)

【雨天・曇天時の内容】
・天体望遠鏡の操作体験
・天体模型を使った観望疑似体験
・シュミレーションソフトを使った今夜の天体紹介
・会員の話など
当日の状況に合わせて開催しています。
当日の予約キャンセルは連絡不要です。

9月7日(土)の星空

9月初旬,昼間は暑い日が続き,印象的にはまだ夏かもといったところでしょうか。でも,2週間後の23日は秋分の日。暦の上では,秋は目の前のところにきています。日の入りも早くなってきていて,空の明るさが残る『薄明』も短くなり,観望会のオリエンテーションが終わる頃には,空はそこそこに暗くなってきていると思います。6月では,午後8時でも空はまだ青みが感じられました。この空が暗くなる時刻の違いは秋を感じさせる事柄の一つでしょう。
 ※天体観望会の開始は午後7時30分(オリエンテーションは午後7時)の予定です

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観望会開始時,ぐる~っと夜空を見渡すと,南に明るく月が目立っているはずです。
見えている月はほぼ半月ですが,正確には前日の6日が半月となります。月の形をじっくり観察してみてください。○の真半分よりも少しだけふくらんでいる形がおわかりになると思います。月は明るいので,空にまだ明るさが残っていても望遠鏡で覗くことが可能です。
今回の観望会は,まずこの月から始まる観望会になりそうです。

月には,山と呼ばれるクレーターが多い高地と,海と呼ばれる平坦な低地とがあります。海の部分は黒っぽく見えています。満月のときはこの海の部分の全体像が,日本ではうさぎの餅つきのように例えられたりします。今夜はほぼ半分の月なので,うさぎの形を見つけるのは難しいかと思います。それでもがんばって探してみると,真ん中辺りに,逆さまになったうさぎの頭(顔)から胸・腹と2つの耳がわかるでしょうか。
そのうさぎの頭(顔)になる部分が,『静かの海』と名付けられているところで,アポロ11号が着陸して,初めて人類が月面に降り立った地点としても有名な場所でもあります。
今年は,人類初の月面着陸50周年ということで,NASAを中心に種々のイベントが開かれているようです。今夜の月を見るポイントの一つとして,人類が初めて月面に降り立った『静かの海』やアポロ11号の着陸地点(ピンポイントでは見えませんが)を確かめてみるのもおもしろいテーマかもしれませんね。

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何となく月の全体像がわかったら,次は倍率を上げて月面をアップして見てみましょう。
望遠鏡で月を拡大して見る場合,三日月頃から半月過ぎ頃までの月が都合がいいといわれています。というのも,その頃の月は,太陽光が横や斜めから月を照らしている状態にあるため,月面の凸凹感がよくわかります。よく子どもたちが懐中電灯をあごに当てて,下から顔面を照らしながら『お化け~』,なんて遊んだりしますが,それは光が真下から当たることによって,顔の凸凹がコントラスト高く見えるのをおもしろく感じているんだと思います。月面もこれと同じです。この夜の月の欠け際の部分は,太陽光が横方向から当たっているため,クレーターの立体感や,地表の凸凹が見やすくなっています。ぜひ,天体望遠鏡を通して,いろいろな倍率をリクエストしながら眺めてみてください。きっと息をのむような迫力のある月面に出会えるはずです。

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月の大きさは地球の約4分の1。地球からの距離は約38万㎞。ジェット機で行くと2~3週間ほどかかる距離にあります。月面には大気がないため,風は吹かず雲もなければ雨も降りません。昼と夜とが15日ずつ続き,昼は地面の温度が直射日光を受けて100℃以上になり,夜は-100℃以下に下がるという寒暖の差が猛烈なとんでもない世界です。

月で野球をしてみるとどうなると思いますか?
月の重力は地球の6分の1しかありません。重力が6分の1の世界では,地球ではヒット程度の打球でも特大ホームランなってしまうと思います。いやいや,ピッチャーの投げるボールは超剛速球になって全く打てないかも。だけど空気がないから変化球は投げられません。全部ストレート。狙い球は直球のみ!バットはとても軽くなるし振り回しやすい。打者も守備も走る時はピョンピョン跳ねながらになるので,あまり格好良くはないでしょうね。
月には空気がありません。どんな素晴らしいプレーが出ても,空気がないから応援の大歓声は聞こえてきません。無音,静寂の中の試合です。何とも寂しいゲームにはなりそうですね。そんな空想もしながら月面を眺めると,モノクロで無機的な月面も,また違った印象で眺めることができるのではと思います。

 

さて,月から空全体に視点を移すと,(月の明るさに負けてしまって)明るい星々が何とか見えている状態かもしれません。この夜,月に次いで観望会の目玉になるのは,太陽系第5番目の惑星である木星,6番目の惑星である土星の2大惑星です。

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太陽系最大の惑星である木星。月の右(西側)に明るく目立っているのが木星です。-2.2等という一等星よりも遥かに明るく光っているので,すぐに『あれだっ!』と見つけることができるはずです。
望遠鏡で木星を覗いてみると,(この夜は)木星本体の左側に2個,右側に2個の明るい星があるのがわかります。その4つはガリレオ衛星とよばれる,木星の衛星の中でも特に大きくて明るいものです。どれもビッグサイズの衛星たちで,中には惑星の水星よりも大きな衛星もあります。
木星本体に目を向けると,数本の縞模様が見えると思います。(基本的に)口径の大きな天体望遠鏡ほど解像力が高く,細かく詳しい部分まで見えてきます。大小いくつかの望遠鏡を覗き比べて,見える縞模様の本数の違いや,縞の詳しい見え方の違いなどを確かめてみてください。

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実はこの木星,かなりの高速で自転しているんです。その速度は赤道付近で時速45,000km。地球の自転の30倍近い速さです。この高速自転のため強い遠心力が働き、木星は縦(自転軸)方向よりも横(赤道)方向に膨らんでいます。まん丸じゃないということです。じっくりと望遠鏡を覗いて,赤道方向の脹らみも観察してください。

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月を挟んで,木星のちょうど反対側(南に向かって左)を見ると,一つの明るい星が見えています。これが,太陽系第6番目の惑星である土星。リング(輪っか)のあることで有名な,観望会では人気NO.1の天体です。天体望遠鏡を使うと,そのリングも明瞭に見ることができます。神秘的な姿をじっくりと見てください。
木星は地球の11個分ほどの大きさ。それに比べて土星は若干小さ目ですが,それでも地球の9個分の大きさをほこる大きな惑星です。

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宇宙にぽっかりと浮かぶ美しいリングをまとう土星の姿はとても感動的です。日本人宇宙飛行士の多くが,幼少の頃に小さな望遠鏡で見た土星のリングをきっかけに宇宙飛行士を目指すようになったというほど。望遠鏡で見る土星の姿はとても小さいけれど,なかなか衝撃的なものです。
地球から土星を観察すると毎年リングの見え方が変わります。地球と土星の位置関係によってリングが細くなって見えなくなることもあれば,反対に土星本体から大きくはみ出すほど開いて見えることもあります。この現象は約30年ほどの周期で変化していきます。今年の土星のリングは,開きすぎず細くなりすぎずといった感じで,もしかしたら最も美しくリングが見える時期といえるのかもしれません。

土星本体の近くには,木星ほど目立つわけではありませんが,いくつかの衛星も見ることができます。望遠鏡で見える土星の衛星の中で一番明るいのはタイタンとよばれる衛星です。タイタンは木星の衛星ガニメデに次ぐ太陽系で2番目に大きな衛星で,液体の湖の存在が確かめられていて,生命の存在もうわさされている天体でもあります。そんなこともイメージしながら望遠鏡を覗くと,宇宙の不思議さをより一層感じることができるかもしれませんね。

 

続いて,惑星以外の天体を紹介しましょう。

ちょっと天頂(真上)に目を向けてみてください。
明るい星が3つ。望遠鏡を使わなくても見つけることができるはずです。天頂に一番近いところにあって,3つの星の中で一番明るく見えるがこと座の一等星ベガ。ベガは3つの星の中で一番西(南に向かって一番右)にあります。ベガの東(南に向かって左)に見えるのがはくちょう座の一等星デネブ。一番南に見えるのがわし座の一等星アルタイル。この3星を結んでできる形が『夏の大三角』です。季節外れではありますが,ベガは七夕の織姫星で,アルタイルは彦星になっています。

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暦の上では秋が迫ってきていますが,夜の早い時間帯ではまだ夏の星空のままです。その夏の星空には,めずらしい星雲星団がたくさんあります。当夜は,月の明るさの影響で暗い天体はかなり見えにくい状態にあります。そんな中でも,しっかりと見えそうな面白い天体をいくつか紹介しましょう。

◇散開星団:ほぼ同時期に誕生した星々が,比較的近い領域に集まってる天体

☆★M7・・・さそり座のしっぽの付近にある散開星団。双眼鏡でもよく見える星団です。倍率は低めの方が星々が散らばりすぎず,全体像が見渡せることもあり,見た印象は良い感じがします。距離は1,200光年

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◇惑星状星雲
超新星爆発をせずに一生を終えた恒星が,ガスを放出して,中心に残された星からの紫外線に照らされて輝いている天体。
☆★M57・・・こと座にある惑星状星雲。リング状に見えるため,『ドーナツ星雲』とよばれています。薄くボンヤリしているので,月明かりのある空の下では見えにくいかもしれません。距離は2,600光年

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M27・・・こぎつね座にある惑星状星雲 地図記号の銀行マークに見えるといわれますが??距離は800光年

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◇球状星団
 恒星が互いの重力の作用で球状に集まった天体。多くは銀河の周辺部に存在します。

 M13・・・ヘラクレス座にある球状星団。恒星の数は50万個以上。北天で最大サイズの球状星団で,全天一の美しい球状星団ともいわれています。距離は25,000光年

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<注> 星雲星団の名称の頭に付く『M』記号について
フランスの天文学者シャルル・メシエは,星雲星団を観測してカタログにまとめました。そのカタログに記された110個の天体は,個々にM番号が振られて一覧化され,観測に活用されています。Mはメシエの略号です。

◇二重星
2つ以上の恒星が接近して見えているもの

アルビレオ・・・はくちょう(座)の口ばしにあたる星。オレンジと青の組み合わせがとてもきれいな二重星。         この2星は,たまたま同じ方向に接近して見えるだけの重星です。

こと座ε(イプシロン)星・・・二重星が二重になってる?ベガの近くにあります。通称『ダブルダブルスター』         一方は,2つの恒星が約600年周期でお互いに周り合い,もう一方は約11000年周期で周り合っている連星です。

観望会終了近い遅めの時刻になると,秋の代表的な星座であるペガスス座やアンドロメダ座,カシオペヤ座も見えてくるはずです。有名なアンドロメダ座大星雲も射程内に入ってきます。もしかしたら東の山から,まだ顔を出していない可能性もありますが,見てみたいと思われる方は,望遠鏡を操作している担当者に声をかけてみてください。

◇◆HP中の星図や天体図は,アストロアーツ社製StellaNavigator Ver11を使用して作成しました。
  天体写真は,当博物館会員が撮影したものを眼視に近い画像に加工しています。

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