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9月10日(金)金星と月が近づいて見えます

[天文現象] スケジュール:2021/09/10
更新日:2021/09/06

日没後の西の空に三ヶ月前後の細い月と金星が近づいて見えることが年に何度かあります。夕闇を背景にキラキラ輝く金星と細い月が並んで見える光景はとても印象的です。
9月10日(金)の日没後の夕暮れどきから、西南西の低空で月齢3の細い月と金星が接近して見えます。地域によって日没時刻が違うように月や金星が西の地平線に沈む時刻は異なりますが、だいたい日没後30分くらいから月、金星がまだ明るい西空に見え始め、1時間後には、星空を背景にして見えます。1時間半後には地平線に隠されていきますので早い段階から見ることをお勧めします。肉眼では、風景とともに細い月と金星を眺めることが出来ます。7倍程度の低倍率の双眼鏡で見ると同一視野に月と金星が入ります。おそらく地球照(ちきゅうしょう)も見ることができるでしょう。これは地球に反射された太陽光が月面にあたってうっすらと月面が見える現象です。晴れて欲しいですね。

肉眼星図日没後1時間くらいに肉眼で西南西の空を見たイメージ(香川県 19時20分)

視野7度双眼鏡星図倍率7倍程度の双眼鏡で見たときのイメージ

広視野星図9月10日の東~南~西にかけての星空
光害のない地域だと天の川を挟んで東に土星・木星、西の低空に月と金星が一望できます。
都会でも月、金星、木星は簡単に見つけられるでしょう。

 

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