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1/21日早朝、細い月に寄り添う火星とアンタレスが美しい

[天文現象] スケジュール:2020/01/21
更新日:2020/01/14

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香川県の星空 1/21日、午前6:30分頃
 
1/21日早朝は色付き始めた東の空にご注目。細い月に寄り添う、赤い星、火星と、さそり座の一等星アンタレスが美しい夜明け前の色付きの中に共演します。
寒さ厳しいこの時期ですが、夜明け前の星空は、気の早い夏の星座が昇り始めています。
細い月の大きく左側、東北東の空には夏の星座の代表選手、こと座のベガが明るく輝いています。この星を目印にすれば、ご存知、夏の大三角をつなげることは簡単です。
今年は火星が地球に接近する年です。接近した火星を望遠鏡で観察するのは楽しいものです。観察適期は夏過ぎから秋口にかけてです。このころになると、望遠鏡を使った観察では、火星表面の地形などが見えるようになります。それまでは、星空を移動する火星の動きに注目するのが良いでしょう。
もし、少し早起きができたら、夜明け前の空を観察してみましょう。すでに、春の星座が出そろっています。春の星座につきましては、
 
「新年、初日の出。その前に初、春の星座と初、夏の星座も。」
 
をご覧ください。
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勢ぞろいした春の星座 香川県の星空 1/21日、午前4:00分頃
 
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夜明けを待つハルニレの大木
右下コーナー付近に火星とアンタレス、ハルニレの木の上にはベガも見える。
北海道豊頃町(帯広市至近)にて今年1/4日に撮影)
文中の図表はプラネタリム表示用フリーソフトStellarium 0.19.1を使用しました。 (文章と図表・写真 担当: fuji  )

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