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1月11日半影月食の写真

[お知らせ] スケジュール:2020/01/12
更新日:2020/01/12

1月11日の未明の満月は半影月食でした。(1月11日お知らせ/天文現象  半影月食 いつもと違う少し淡い月を観察しよう に掲載しています)肉眼だと半影月食は通常の満月と差がわかりにくいものです。しかし、写真撮影してみると地球の影(半影)が月面に届いている様子がわかります。また通常の満月時の写真と比較して薄暗く少しシャープさがなくなるのも特徴です。

DSC07958(生画像)_00003オリジナル画像

DSC07958(拡大)_00002
上のオリジナル画像を拡大トリミング

撮影者:天体望遠鏡博物館ボランティア S氏のコメント
朝の4時に起きて撮影しました。薄雲のせいか目で見てほとんど判りませんでした。写真に写すと(半影月食であることが)わかりやすいですね。撮影後、雲が出てきて月が隠れてしまいました…

撮影データー
 カメラ :SONY α55
 露出  :1/200
 絞り  :f/13
 感度  :ISO400
 露出補正:+2
 焦点距離:400mm相当(200mm×2倍のテレプラス)
 撮影地 :兵庫県尼崎市

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半影月食イラスト アストロアーツ社
イラスト:アストロアーツ社ホームページより引用

写真撮影時の地球の影と月の位置関係をあらわしたイラストです。本影と書かれている円が地球の本影です。外側の円が地球の半影をあらわしています。月の軌道が地球の本影内にすっぽり入ると皆既月食になり一部だけが入るときは部分月食が起こります。
今回の月食は地球の半影の中を月がとおり月面が薄暗くなる現象です。本影に近い方(月の左下側)がより暗くなります。この様子が写真に写っています。

月食についてのより詳しい説明は国立天文台「月食」のページをご覧下さい。イラストやシュミレーション動画を使ってわかりやすく説明されています。

国立天文台「月食」のページ←クリックすると開きます

 

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