香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
2014年9月23日、香川県の田村様からミード 16inch LX200赤道儀仕様 40㎝シュミットカセグレン反射望遠鏡の寄贈を賜りました。
田村様はCCDによる天体写真撮影で月刊天文ガイドなどで何度も最優秀賞を受けておられるアマチュア天文家です。
勤務先医院屋上の3メートルドーム内に設置されており、天体望遠鏡博物館の会員4名とヨシカワ光器研究所の吉川代表の5名でお伺いしました。
鏡筒をドームの外に搬出できました。
いつものことなのですが、取り外す時は全員で作業をすすめるため、その瞬間の写真がありません。
屋上から2階への階段は全員で鏡筒を毛布に載せて運びましたが、2階から1階へはエレベーターがありましたので台車を利用しています。振動を与えないようゆっくりと運びます。
この車には鏡筒のみを積みます。
他の重量物といっしょに積み込んで、搬送中にぶつかったりしないようにするためです。
フォークとポール部分です。
このフォークはオリジナルから10㎝延長された特注品です。
またポールは昭和機械製の特注品で肉厚になっています。
ポールをベースから取り外しました。
ベースも昭和機械製の特注品です。
フォーク部分を搬出します。
この後、一番重たいポール部分を運び出すのですが、寄贈者である田村様にもお手伝いいただき6人全員
で作業を行ったため記録写真がありません。
運び出したところで記念撮影を行いました。
白衣の方が寄贈者の田村様です。
また次の写真にありますSBIG社の各種冷却CCDやシンチレーションによる揺らぎやマウントの追尾誤差をキャンセルするAO SYSTEM(アダプティブオプティック)一式の寄贈も賜りました。