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ミード RCX400-35cmリッチークレチアン フォーク式経緯台

ブランド: MEAD ミード
光学系: 複合
口径: 350mm
焦点距離: 3500mm
架台形式: 経緯台
年代:
備考: 兵庫県の個人天文台より寄贈(2012年4月)

2012年4月7日、兵庫県の個人天文台にミード RCX400-35㎝リッチークレチアン フォーク式経緯台を受け取りに行きました。

ミード RCX400-35㎝リッチークレチアン フォーク式経緯台はヒーター内臓の可動式補正レンズや鏡筒ベンチレーター、カーボン鏡筒など、今までに無い斬新なメカニズムを惜しみなく投入したミード社の高性能モデルです。

この望遠鏡は、国際光器のグーリー社長が顧客先の機材入れ替えのため、下取りする望遠鏡だそうです。経緯台の自動導入に故障箇所があるが、鏡筒の光学性能にはなんら問題はないので天体望遠鏡博物館に寄贈しましょうというありがたいお話しです。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_002
会員3名とボランティア1名、それにヨシカワ光器研究所の吉川代表が天体望遠鏡博物館開館準備倉庫に集合
撮影者(会員)は写っていません。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_012
 四国からは淡路島を縦断し、明石大橋を渡って兵庫県を目指します。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_030
ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_035
途中、三木SAで京都からお出でになったグーリー社長と合流しました。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_042
現地には1時過ぎに到着し、オーナーにご挨拶して、さっそく2階屋上に設置されているミードRCX400-35㎝リッチークレチアン フォーク式経緯台の分解に取りかかりました。この日はヨシカワ光器研究所の吉川社長がサポートしてくれました。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_053
まずポール脚部とフォーク経緯台部を分離します。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_058
これから階下に運びます。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_064

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階段の壁面と望遠鏡を傷つけないように慎重に運び出して車に積み込みます。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_143
続いてポール脚です。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_147
ベースプレートからポール脚部を外せました。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_158
ポール脚の底面は鉄さびがでていましたので、掃除機で吸い取りました。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_156
さすがに「鉄」です。重いです。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_170

階段は4人がかりで落下事故がないように慎重に作業を進めます。

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ポール脚部を積み込みました。

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最後にベースプレートを運び出して引き取りは終了です。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_228
前オーナーと寄贈者のグーリー社長、当館会員で記念撮影してお別れしました。

ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_234
明石大橋を渡り淡路島経由で四国に向かいます。

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ミード35㎝RC 兵庫個人寄贈_257
香川に到着後、倉庫に搬入し、本日の引き取り作業は完了です。
横に見えているグレーの望遠鏡はニコンの15㎝屈折です。

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開館日

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