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金星が見えない時期になりました

[天文現象] スケジュール:2019/08/14
更新日:2019/08/17

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あれ、金星どこ? 金星、今ここなんです
最近すっかり話題にのぼらない金星は、実は今ここにいます。ちょうど地球から見て太陽を挟んで反対側にいるんです。ですから、さすがの明るい金星も、太陽の裏ではその陰ならぬ、その輝きも到底及ばず見えないんです。
金星のお出ましは、涼しくなるころ、秋が深まるころに宵の明星として登場します。

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水星の位置にもご注目。
先日、当博物館ボランティアスタッフが明け方の空に水星の姿をスマホで撮影しています。今は水星はこの位置にいます。太陽に近いため見る機会の少ない水星ですが、この時期、太陽から離れているため、明け方のわずかな時間ですが観察することができます。
金星が太陽を挟んで反対側にいる位置のことを、金星の外合(がいごう)と呼んでいます。金星の外合(がいごう)は中学校でも学習します。お子さんやお孫さんたちと、見えない金星の話ができるようになれば、相当な星好き、間違いありません。

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水星の写真(スマホ撮影)は当博物館ボランティアスタッフの多田 光里さんからご提供をいただきました。
水星が地球から見て一番離れて見えたのは8/10 (西方最大離角)
CGは国立天文台開発の宇宙シミレーションソフトMitakaを使用て作成しています。(担当;fuji)

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