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【募集中】4月18日夜間天体観望会

[イベント] スケジュール:2026/04/18
更新日:2026/03/28

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【日時】
2026年4月18日(土)
18時30分:受付開始
18時45分:オリエンテーション
19時00分:天体観望&エアドームプラネタリウム投映開始
*数多くの天体望遠鏡で星空を楽しんだり、プラネタリウム投影を楽しんだりします*
20時30分:終了

エアードームプラネタリウム投影について
生解説で当日の星空などを紹介するプラネタリウム投映を行います。
観望会時間中に3回投映し希望者はいずれかの回にてご覧頂けます。
(1回30人×3回投映します)

プラネエアードーム7m

お食事のご案内

「観望会前に食事ができるところがありませんか」という問い合わせをいただくことがよくあります。天体望遠鏡博物館と同敷地内の「農家レストラン」で「うどん」「カレー」「ぜんざい」をお楽しみ下さい。営業時間:午後4時から7時まで

カレー202510DSC_4678 しっぽくそば202510かけうどん202510

 天体望遠鏡博物館の観望会の特徴は3つあります。

①大小様々な天体望遠鏡を使って天体を楽しめる。
天文台に設置していた大型望遠鏡、天文マニア垂涎の高性能望遠鏡や昔欲しかった懐かしい天体望遠鏡、初心者に人気のある小型望遠鏡、電子観望用のデジタル天体望遠鏡、星空を見るのに適した双眼鏡まで、各種の天体機材が豊富に揃っています。

②星空がきれい。
天体望遠鏡博物館がある「さぬき市多和地区」は山に囲まれています。市街地の光害の影響が少なく、晴れていれば「天の川」が肉眼で見えます。

③曇ったときでも博物館なので楽しめる。
昼間とは雰囲気が違う「館内ナイトツアー」、夜だからできる「望遠鏡などを使った実験」、「望遠鏡操作体験」天文ボランティアスタッフの楽しいお話などが行えます。

天体観望会の楽しみ方
天体望遠鏡博物館の天体観望会に参加される方の理由はさまざま。
参加者のニーズにできるだけ応えることが出来るように、観望会当日のお昼からボランティアスタッフが各種の望遠鏡を準備したり、役割分担したチーム編成をしています。
オリエンテーションのときに当日の「楽しみ方」をスタッフが説明しますので、お役立て下さい。

・天の川を見たい!いっぱいの星を見たい!
・星座を教えてもらいたい!
・家族で星と望遠鏡を楽しみたい!
・とにかく天体望遠鏡で星を見てみたい!
・量販店などにおいてあるような小型天体望遠鏡を実際に覗いてみたい!
・自分で操作してみたい!
・大型の天体望遠鏡で星を見たい!
・昔欲しかった天体望遠鏡を使ってみたい!
・月のクレーターをスマートホンで写したい(月が出ているとき)
・星をスケッチしてみたい

【参加費】
大人500円
大学高校生400円
中学小学生300円
就学前児童無料、障がい者手帳お持ちの方無料

【募集数・定員】80名

【雨天・曇天時】
雨天・曇天時は別プログラムにて開催致します。

別プログラムの例
・館内ナイトツアー
・望遠鏡を使った実験やお話など

【参加方法】ネット予約をご利用下さい

お申し込み

イベント名*

代表者の方の情報をご入力ください。

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お名前(フリガナ)*
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メールアドレス*
電話番号* - -
参加人数* 大人:
高校生・大学生:
小学生・中学生以下:

4月18日の星空案内

 本年第2回目の天体観望会にて,ぜひ観察しておきたいオススメの天体を天体を紹介します。

☆★今回の天体観望会でのオススメ天体リスト
惑星:木星
星座:オリオン座,ふたご座,しし座
一等星:ベテルギウス,プロキオン,シリウス,ポルックス,レグルス,アークトゥルス,スピカ
星の並び:冬の大三角,北斗七星,春の大曲線
星雲:しし座の系外星雲(M65,M66,NGC3628),おおぐま座の系外星雲(M51,M81,M82)
星団:かに座の散開星団プレセペ(M44),かみのけ座の散開星団(Mel.111)
二重星:ミザール

 当観望会は19時スタートです。観望会が始まる時刻では,まだ空に明るさが残っている可能性がありますが,まずは身体を南に向けて,そのまま天頂(真上)を見上げてみてください。

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 すると上のイメージのような星空が見えているはずです。『南に身体を向けて』というところがポイントです。間違えないでくださいね。その状態で,真上を見上げると上の図のような星空が見えているはずです。
※明るい星ほど大きめに表示しています。ただし,イメージなのでおおまかな位置と捉えてください。

 この図の中に表示されているのは

オリオン座,しし座,北斗七星,木星,ベテルギウス,リゲル,プロキオン,シリウス,カストル,ポルックス,アークトゥルス,スピカ,レグルス,春の大曲線,冬の大三角です。

 さて,それらがどこにあるか,いくつわかりますか?
 では,答え合わせをしてみましょう。

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 西空に見えるオリオン座のベテルギウス,おおいぬ座のシリウス,こいぬ座のプロキオンの3星を結んでできる冬の大三角が,ギリで南西方向の空に見えています。また,天頂近くにはふたご座のカストルとポルックスも見つけることができます。ふたご座は冬の星座です。
 春分の日も過ぎて一ヶ月。カレンダーでは春真っ盛りの時節ですが,まだ冬の星空も見えているんですね。

 南から東にかけては,しし座の一等星レグルス,うしかい座の一等星アークトゥルス,山の稜線に近いところでしょうかおとめ座の一等星スピカが見えています。この,しし座,うしかい座,おとめ座は春の星座たち。ちょうど,『冬の星座から春の星座への切り替わっている途中』といえる星空です。当観望会中,時間が経過するにつれて,冬の星座たちは西に傾き,春の星座たちは高度を上げて主役の位置にやってきます。
 一方,北の空に目をやると,春の星並びとして有名な北斗七星 が見えています。
 北斗七星の柄の部分をひしゃくの部分とは反対方向に伸ばした先に,さきほど紹介した,うしかい座のアークトゥルスがあります。そのアークトゥルスからさらに南へ伸ばすとおとめ座のスピカがあります。この北斗七星の柄の部分から,アークトゥルス,スピカと結ぶけっこう長い曲線が春の大曲線。冬の大三角と春の大曲線,冬と春の特徴的な星の並びの両方が見えているわけです。
 こういった星々を結んでできる形や星座の観察には,天体望遠鏡は必要ありません。望遠鏡の順番を待つ間,星々が作り出すいろいろな形を見つけて楽しんでみてください。

 さて,天頂から西寄りの空に,非常に明るく輝く星が一つ目に付くと思います。その星は太陽系最大の惑星である木星。まずは,その目立っている木星を観察してみましょう。

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 木星の大きさは地球のおよそ11倍。木星は10時間ほどで一回転(自転)します。地球は24時間で一回転。ということは,地球の11倍の巨大な惑星が地球の2倍以上の速さで自転しているということ。そのため,生じた遠心力で赤道付近が膨らんでいるんです。良く観察してみてください。木星は左右(南北)方向よりも上下(東西)方向の方に膨らんで,やや楕円形に見えてるはず。木星の見た目の特徴の一つです。
 見た目の特徴2つ目として,木星表面に見える数本の縞模様があります。木星は,アンモニアやメタンでできた雲で覆われています。木星面の模様はすべてこの雲が作り出している模様です。木星は,とても速いスピードで自転しているため,東西方向に強い力が生じ,同方向に流れる風が発達します。この流れの方向に雲が並ぶため縞模様として見られるのです。
 そして,3つ目の特徴としては,木星の上下(東西)に見えている4つの明るい小さな星々です。この4つの星はガリレオ衛星とよばれ,木星の数ある衛星の中でも特に大きくて明るい衛星です。
 名前のとおり,ガリレオ・ガリレイが発見した衛星で,この発見が天動説を覆し,地動説を裏付ける強力な証拠となっていったのです。
 当夜は,木星本体の両側に2個ずつ計4個の衛星が見えています。片側に見えている衛星はカリストとイオ。反対側に見えているのがエウロパとガニメデ。下のイメージは,4月18日夜のガリレオ衛星の位置を示しています。上から,カリスト,イオ。木星本体を挟んで,エウロパとガニメデ。望遠鏡によって上下左右が逆に見えている場合があります。ご注意ください。

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 エウロパは内部に膨大な量の海水があるといわれています。ガニメデは衛星でありながら,太陽系第一惑星である水星よりも大きな天体です。
 400年ほど前に,ガリレオが観察した4つの衛星を,『地動説への転換の契機になったんだ』なんて思いながら見てみると,当時のガリレオの興奮した心情が伝わってくるかもしれませんね。

 では,木星を観察したところで,星空全体の方に目を向けてみましょう。
 春の星座はいくつかありますが,この時期に最も見やすい春の星座の一つにしし座があります。しし座は星占いにも登場することもあって,よく耳にする機会の多い星座ではないでしょうか。

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 方角はほぼ南。けっこう高い位置にあります。目印は一等星レグルス。上に星座線を入れたしし座の写真を載せていますが,このレグルスを目印にすれば,ししの形を追うことは比較的容易だと考えます。レグルスがあるのが前足。レグルスから上(北)の部分に,『?』マークを裏返したような星の並びがわかります。この部分がライオンの頭,胸の部分となります。写真の星座線からも,何となく(右を向いた)ライオンっぽい感じを想像できるのではと思います。
 また,レグルスの左(東)方向に,しし座で2番目に明るい2等星のデネボラという恒星も見つかります。デネボラとは『ライオンの尾』という意味で,ししの尻尾にあたる恒星です。
 しし座の後ろ足のところには,たいへん遠くにある系外星雲(銀河系の外側にある銀河)があります。M65,M66,NGC3628の3つの銀河です。距離は約3500万光年。私たちの銀河系(天の川銀河)の直径がおよそ10万光年程度といわれていますから,銀河系の大きさの350倍ほどの遠さにある天体であるわけです。そんなに遠くにある天体ですから,暗くてボンヤリとしか見えません。目をこらしてじっくりと望遠鏡をのぞき込んでみてください。

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 しし座のすぐ左(東),かみのけ座という星座があります。うしかい座のアークトゥルスと,しし座の尻尾(デネボラ)の真ん中やや上(北)あたりです。(下円形星図参照)暗い星ばかりなので,形を追うことは難しい星座です。

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 そのかみのけ座に,Mel.111(メロッテ111)という散開星団(数十ないし数百の恒星が,比較的近い距離の空間に集まっている天体)があります。空の条件が良ければ,肉眼でもボンヤリと見ることができます。とても大きな星団で粒ぞろいの星々が80個ほど。そのため,迫力のある眺めを期待できる天体です。
 ビッグサイズの散開星団は,低倍率で全体が一望しやすい小型の望遠鏡での観察がオススメです。

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 春の星空に見られる星の並びとして,最も有名で目に付くのは北の空の北斗七星でしょうか。
 勘違いしている方もいる人も多いかもしれませんが,北斗七星は星座ではありません。北斗七星はおおぐま座の一部で,大熊の背中から尻尾の辺りになります。北極星を見つけるときに利用されることでも有名ですね。
 北斗の『斗』は,中国では枡(ます)を意味します。名前の通り,北に見えるひしゃく(ます)の形をした7つの星というわけです。この7つの恒星は,2等星が6個と3等星が1個。まずまずの明るさと特徴的な星の並びが,簡単に見つけやすくなっている要因といえるでしょう。

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 北斗七星の柄の先から2番目の星はミザールという星です。肉眼でも2つに分かれて見えるといわれている二重星。上の写真でも2つの星がくっついているのがわかりますが,明るい方がミザール,暗い方の星はアルコルといいます。
 アラビア地方では,その昔,兵隊の視力検査に利用されていたそうです。視力に自信がある方は,肉眼でこのミザールが2つの星に分かれて見えるか挑戦してみてください。
 北斗七星付近には,系外星雲がいくつか存在しています。まずは,そのうちの一つM51を紹介しましょう。
 M51は,大小2つの銀河がくっついているため,子持ち銀河とも呼ばれたりもします。下の写真では,M51の渦巻きの1本の腕の先に,小型の銀河(NGC5195)が並んでいる様子がわかると思います。
 残念ながら小さな望遠鏡では,写真のような2つの星雲を結ぶ腕は見えません。それでも,目を凝らせて観察していると,大小2つの淡い雲という感じにわかるようになってきます。それは,遙か2100万光年先の深宇宙からの生の光。写真ではない本物の宇宙からの光です。遙かに遠い距離にある天体なので,見え方は残念でも,それなりの存在感を感じさせてくれるはずです。
 M51も,しし座の系外星雲と同様に大口径の望遠鏡で観察するのがオススメです。

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 しし座にある3つの系外星雲。そしておおぐま座のM51と,今回は遠い天体を多く紹介していますが,実は,春はこうした深宇宙の銀河が観察しやすい時期でもあるんです。
 私たちの太陽系は銀河系(天の川銀河)の内部にあります。すなわち,銀河系の内側から銀河系の外側の宇宙を観察する場合,邪魔になるのが銀河系の腕(星の集合部分)である天の川です。春の星空は,この天の川から離れた部分が見えていることになり,結果,銀河系内の星々に邪魔されることなく,銀河系の外側遠くを観察することができるというわけなんです。
 そのため,あちらこちらに銀河が数多く見える場所があって,そこは『宇宙ののぞき窓』と呼ばれています。

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 ということで,もう一つ(二つ?)系外星雲を覗いてみましょう。
 おおぐま座にあるM81とM82。M81とM82は,北斗七星のひしゃくの先に位置します。距離は1200万光年。
 M81の方は渦巻き型をしていますが,M82の方は不規則な形が特徴です。望遠鏡で観察すると,どちらもボンヤリとした雲か煙状。M81の方は楕円っぽく,M82の方は細長く観察できます。数千年前に,この二つの銀河は接近して,M82はM81の大きな重力で変形してしまったと考えられています。
 こちらの銀河も遠くて暗い天体です。大型望遠鏡で観察するのがいいですね。

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 最後に紹介するのは,ふたご座の一等星ポルックスとレグルスの中間あたりにあるプレセペ(M44) 。かに座にある散開星団です。M44には500個ほどの恒星が集まっているといわれています。私たちの望遠鏡では,そこまではとても見られませんが,それでも数えきれないほどの数の恒星を見ることができます。
 プレセペとは飼い葉桶(かいばおけ)という意味のラテン語。飼い葉桶とは家畜のエサ入れのこと。どう見てもエサ入れには見えないのですが,肉眼で見たときのボンヤリとしたイメージが,そう感じさせるのかもしれません。

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 一般的に散開星団は,拡がりのある大きな天体であることが多いので,Mel.111同様,低倍率(広い視野で見える)で観察するのがオススメです。小型の天体望遠鏡は,焦点距離がそれほど長くないので,低倍率を得やすいという特徴があります。
 当夜,観察できる散開星団としては,M44の他にも,ふたご座のM35,ぎょしゃ座のM36,M37,M38なども見応えがある星団としてオススメできます。

 ここまで,いくつか見所となる天体を紹介しましたが,冬から春の星空には他にも数多くの『見ておもしろい天体』がたくさんあります。冬の天体もまだ見えています。今回紹介しているもの以外の天体についても,博物館の担当者が望遠鏡を使って導入,そして案内をしてくれると思います。望遠鏡を覗きながら,それがどんな天体なのか,ぜひ質問してみてください。星は観察するだけでなく,その天体がどんな天体なのかを知ることによって,より興味深く感じることができるようになるものです。
 夜間,4月といっても山の中は冷え込みが厳しくなることがあります。防寒を十分にして,いろいろな天体の観望をじっくりとお楽しみください。それでは,観望会でお会いできるのを楽しみにしています。

<注>
 天体(星雲星団)の名称の頭に付く『M』記号について
 フランスの天文学者シャルル・メシエは,数多くの星雲星団を観測してカタログにまとめました。そのカタログに記された110個の天体は,個々にM番号が振られて一覧化され,観測に活用されています。『M』は観測者メシエのM。『NGC』記号は,新たにまとめられたカタログに記載されている星雲・星団および銀河の個別番号です。

※HP中の天体画像は,博物館会員が天体望遠鏡を使って撮影したもので,一部の画像には,実際に望遠鏡を覗いたときの見た感じに近いように若干の加工をしてあります。
 円形星空図,説明図等はAdobe製Illustratorで作図しています。

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