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3月2日 金星と木星の接近

[天文現象] スケジュール:2023/03/02
更新日:2023/03/02

日没後、西の空を見ると明るく輝く金星と金星と比べると少し暗い木星が見えています。数日前から見ていた方なら、徐々に金星と木星の間隔が狭くなっていることに気づいたのではないでしょうか。

3月2日の夕暮れ時には、金星と木星がくっつきそうなほど近づいてみます。40倍程度の天体望遠鏡なら楽々同一視野内に捉えられます。低空なので地上の空気の揺らぎで鮮明な像で見ることは難しいのですが、天体望遠鏡を使えば金星と木星の模様やガリレオ衛星を同時に見ることができるかもしれません。

双眼鏡や肉眼でもよく見えますので、ぜひ見てみてください。

金星が明るいので晴れていれば西の空をみればすぐに見つけることが出来ます。

金星木星広角図は3月2日午後7時に香川県から見たイメージです。高度は20度を下回っていますので低空まで見渡せる場所から見ると良いでしょう。真ん中の低い位置で輝いているのが金星と木星です。

金星木星肉眼肉眼で見たときのイメージです。明るい方が金星です。

木星金星双眼鏡7倍程度の双眼鏡で見たイメージです。白い円は双眼鏡の視野です。

木星金星望遠鏡40倍天体望遠鏡で40倍から60倍程度で見たときのイメージです。地上の気流が安定していれば、木星の衛星も識別できるかもしれません。

*3月3日以降も継続して見てみましょう。金星と木星が段々と離れていく様子を確認できます。

 

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