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火星食後の火星と月を撮影出来ました

[お知らせ] スケジュール:2022/07/23
更新日:2022/07/23

7月21日24時前から22日0時30分すぎにかけて、月が火星を隠す火星食が起こりました。火星食の開始時刻にはまだ月が地平線上に上っていない地域が多く、また昇っていても高度が10度に満たないという厳しい条件でした。

また天候も曇りの地域が多く、撮影に成功した地域は限られています。そのような中、天体望遠鏡博物館ボランティアのUM氏(岡山県在住)が、火星食終了後30分ころの火星と月の撮影を行いました。

1N6A1441
 
 2022年7月22日0時45分 月面に露出を合わせた撮影です。

1N6A1455
 
2022年7月22日0時47分 月の暗部がわかるように露出オーバーで撮影。

1N6A15012022年7月22日01時15分 0時47分撮影の写真と比較すると月から離れていく火星の様子がよくわかります。

撮影機材
鏡 筒:ビクセンR−200SS レデューサー使用 1120mm相当
架 台:ビクセンSXP2赤道儀
カメラ:Canon EOS Ra
撮影地:岡山県井原市美星町 星空公園
撮影者:天体望遠鏡博物館ボランティアUM氏(岡山県)

撮影者コメント:火星食無理やり狙いました。21時半過ぎに家を出るときは小雨が降っていましたが雲が切れるとの天気予報を信じて撮影に向かいました。到着時には雲と霧で星が見えるのは天頂付近程度でしたが23時半頃条件が少し良くなったので望遠を準備、月面から火星が出現する時を狙いましたが低空は雲とガスで残念ながら捉えることはできませんでした。その後0時27分頃、雲の上に月が見えてきました。

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