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内合3日前の金星を捉えました

[お知らせ] スケジュール:2022/01/06
更新日:2022/01/08

水星と金星は、地球よりも太陽の近く(内側)を公転している惑星で、内惑星と呼ばれています。最近、金星は地球から見て太陽とほぼ同じ方向に見える状態になっています。このように金星が太陽とほぼ同じ方向に見える状態は、「地球-金星-太陽」のように金星が地球と太陽の間に入った場合と「地球-太陽-金星」の場合があります。今回は「地球-金星-太陽」のように金星が地球と太陽の間にあって、金星と太陽が同じ方向に来る瞬間を迎えます。これを「内合」といっています。逆に「地球-太陽-金星」の並び方で金星と太陽が同じ方向に来る瞬間は「外合」です。

今回撮影された金星は1月6日にされ内合まであと3日、太陽との離角は6度あまりしかありません。
20220106_144945_金星

撮影日時:2022年1月6日15時
撮影地:香川県高松市
撮影者:天体望遠鏡博物館会員F氏(香川県在住)
撮影者コメント:ひどいシーイングによる揺れと乱れで眼視での細部の観察はまず無理でしたが、動画から画像処理を行ってなんとかこの画像を得ました。素晴らしい写真を得る一番のポイントは、やはり好シーイングの下で高画質の元画像をたくさん得ることに尽きます。

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