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【募集中】8月1日夜間天体観望会

[イベント] スケジュール:2026/08/01
更新日:2026/07/09

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【日時】
2026年8月1日(土)
18時50分~19時20分:受付(できましたら19時10分ころまでにご来館下さい)
19時20分:オリエンテーション開始
19時30分:天体観望 *数多くの天体望遠鏡や双眼鏡で星空を楽しみましょう
21時00分:終了予定

【参加費】
大人500円
大学高校生400円
中学小学生300円
就学前児童無料、障がい者手帳お持ちの方無料

【募集数・定員】80名

【雨天・曇天時】
雨天・曇天時は別プログラムにて開催致します。

別プログラムの例
・館内ナイトツアー
・望遠鏡を使った実験やお話など
・天体望遠鏡の操作体験

*8月はエアードームプラネタリウム投影は行いません*
体育館はエアコンがないため酷暑期の8月はエアドームプラネタリウムは行いません

天体望遠鏡博物館の観望会の特徴は3つあります。

①大小様々な天体望遠鏡を使って天体を楽しめる。
天文台に設置していた大型望遠鏡、天文マニア垂涎の高性能望遠鏡や昔欲しかった懐かしい天体望遠鏡、初心者に人気のある小型望遠鏡、電子観望用のデジタル天体望遠鏡、星空を見るのに適した双眼鏡まで、各種の天体機材が豊富に揃っています。

②星空がきれい。
天体望遠鏡博物館がある「さぬき市多和地区」は山に囲まれています。市街地の光害の影響が少なく、晴れていれば「天の川」が肉眼で見えます。

③曇ったときでも博物館なので楽しめる。
昼間とは雰囲気が違う「館内ナイトツアー」、夜だからできる「望遠鏡などを使った実験」、「望遠鏡操作体験」天文ボランティアスタッフの楽しいお話などが行えます。

天体観望会の楽しみ方
天体望遠鏡博物館の天体観望会に参加される方の理由はさまざま。
参加者のニーズにできるだけ応えることが出来るように、観望会当日のお昼からボランティアスタッフが各種の望遠鏡を準備したり、役割分担したチーム編成をしています。
オリエンテーションのときに当日の「楽しみ方」をスタッフが説明しますので、お役立て下さい。

・天の川を見たい!いっぱいの星を見たい!
・星座を教えてもらいたい!
・家族で星と望遠鏡を楽しみたい!
・とにかく天体望遠鏡で星を見てみたい!
・量販店などにおいてあるような小型天体望遠鏡を実際に覗いてみたい!
・自分で操作してみたい!
・大型の天体望遠鏡で星を見たい!
・昔欲しかった天体望遠鏡を使ってみたい!
・月のクレーターをスマートホンで写したい(月が出ているとき)
・星をスケッチしてみたい

 

*お食事のご案内*

「観望会前に食事ができるところがありませんか」という問い合わせをいただくことがよくあります。天体望遠鏡博物館と同敷地内の「農家レストラン」で「うどん」「そば」「丼」「フランクフルト」「ぜんざい」をお楽しみ下さい。営業時間:午後4時から7時すぎまで

観望会用メニュ

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お申し込み

イベント名*

代表者の方の情報をご入力ください。

お名前(漢字)*
お名前(フリガナ)*
ご住所*
メールアドレス*
電話番号* - -
参加人数* 大人:
高校生・大学生:
小学生・中学生以下:

8月1日の星空案内

 8月1日(土)開催予定の天体観望会の楽しみ方や,観察しておもしろい天体を紹介します。夏至からはまもなく2ヶ月が過ぎようとしています。来月には秋分があります。暦の上では秋はすぐ目の前。暑い日はまだまだ続いていますが,標高300mほどの天体望遠鏡博物館では,夜は下界の暑さを多少は忘れることができるかもしれませんね。

☆★今回の天体観望会での観察オススメ天体リスト
星座:こと座,はくちょう座,さそり座,ヘルクレス座
一等星:アークトゥルス,アンタレス,ベガ,&アルタイル(七夕の星々),デネブ
星の並び:夏の大三角
星雲:こと座の惑星状星雲M57,こぎつね座惑星状星雲M27,いて座の散光星雲M8,いて座の散光星雲M17
星団:ヘラクレス座の球状星団M13,さそり座の球状星団M4,いて座の球状星団M22,さそり座の散開星団M7
二重星: はくちょう座アルビレオ,こと座ε星(ダブルダブルスター),うしかい座ε星(プルケリマ)
その他: 天の川,南斗六星

 さて,観望会が始まる時刻でも空はまだ明るさを残しています。時間の経過とともにじわじわと暗くなってきますが,一つまた一つと明るい星から見え始めてくるはずです。
 下の図は,午後8時頃,博物館前の広場から南方向に体を向けて空を見上げたときの様子です。

0801_1※イメージ化しているので,実際の恒星の位置関係とはかなり違っています。

上図に示している☆マークは,観望会の早めに見えているであろう6個の一等星たちです。このうち,うしかい座のアークトゥルス,おとめ座のスピカは春の一等星。こと座のベガ,わし座のアルタイル,はくちょう座のデネブ,さそり座のアンタレスは夏の一等星です。
こうした明るい一等星を目印に周囲を探っていくと,星座の形を追いやすい場合があります。

まずは,夏の一等星に注目しながら夏の星空を巡ってみましょう。
一番手は,さそり座の一等星アンタレスです。
真南からやや西よりの空,少し低めのところに赤っぽく光る明るい星が見つかると思います。それがアンタレスです。
アンタレスは,地球(太陽系)からの距離が550光年。特徴としては,太陽の700倍ほどもある赤色の超巨星であること。太陽は地球の109倍,そのまた700倍。いったい地球の何倍になるのでしょうね。基本的に赤い星は,高齢で大きいという特徴があります。アンタレスはお年寄りの星です。

『アンタレス』とは,『アンチ・アレス』というギリシャ語に由来するとされています。『アンチ』は,『反対の』とか,『敵対する』という意味があり,『アレス』は『火星』を意味します。すなわち,火星の敵ということになります。見かけ赤色をしていて明るい星であるという点では,確かに火星とライバル関係になりそうですね。
 このアンタレス,見かけは一つの恒星ですが,大きめの望遠鏡を使って高倍率で観察すると,アンタレスにぴったりくっつくように小さな恒星を見ることができます。アンタレスは二重星になっているわけです。

※二重星とは,肉眼では1つの星に見えるものが,望遠鏡で観察すると2つ以上の星に分離して見える天体のことをいいます。二重星には,距離が離れているけれど,見かけ上,接近して見えている『見かけの二重星』と,実際にお互いが公転し合っている『連星』とがあります。アンタレスは連星になります。
主星(明るい方の恒星)のアンタレスに対して,くっついている方を伴星(暗い方の恒星)といいアンタレスBと呼ばれます。伴星は5等級の恒星で一等星の主星のアンタレスにとても近いため,分離して観察するのは小型の望遠鏡では非常に難しい二重星です。できれば,口径20cm以上の望遠鏡に高倍率をかけて観察してみてください。
※下の図は,気流の良いときに観察したアンタレスとその伴星のスケッチです。

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アンタレス主星と伴星の間の距離は,太陽から海王星までの距離の18倍ほど。ものすごい距離なんですが,地球からは遠く離れているのでピッタリとくっついているように見えているのです。そんな遠くにあるアンタレスと公転し合ってる伴星が,今,見えているのだと思うと,とても小さなイメージですが,リアル感があって宇宙の一つの姿を感じることができるのではないでしょうか。
そのアンタレスは,さそり(座)の心臓付近に位置します。アンタレスを見つけたら,さそり座の全体像を追ってみてください。

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さそり座からお隣のいて座にかけては,見て楽しめる天体がたくさんあります。ここでは,その中から散開星団M7と球状星団M4を紹介しておきましょう。
散開星団M7は,さそり座のしっぽの付近にある散開星団です。
※散開星団とは,ほぼ同時期に誕生した数多くの星々が,比較的近い領域に集まってる天体をいいます。
M7は双眼鏡や小型望遠鏡でもよく見える星団です。倍率は低めの方が星々が広がりすぎず,全体像が見渡せることもあり,見た印象は良い感じがします。そういう意味で低倍率を出しやすい小型望遠鏡が得意とする天体だと考えます。距離は1,200光年

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もう一つのさそり座にあるオススメ天体は球状星団M4。
※球状星団とは,数十万の数の恒星が互いの重力の作用で球状に集まった天体をいいます。
球状星団の多くは,天の川銀河(銀河系)の周辺部に存在します。どうして,こんなボール状に恒星が集まったのかについては,まだ十分に解明されてはいません。距離は7,200光年。

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続いて,こと座のベガ,わし座のアルタイル,はくちょう座のデネブの3つの一等星です。この3つの一等星は,夏の大三角を構成しています。小学4年生の理科で学習すると思いますが,お子様連れで参加されている方はぜひ一緒に探してみてください。
まずは夏の大三角の位置を確かめておきましょう。
下の円形星図は,8月観望会後半の夜空全体を示しています。中央が天頂(真上)になるので,夏の大三角は,真上よりもやや東寄にあるということがおわかりになるでしょうか。
あるいは,さそり座のアンタレスから,ぐぃっと視線を上げて,そのまま少し東(左)へ振ると,アルタイルが見つかります。そのまま,もっとぐぃ~と視線を上がるとベガ,その東にデネブといった感じで見つかるはずです。この夏の大三角の3つの恒星の中で一番明るいのはベガで,一番暗く感じるのがデネブです。

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夏の大三角が見つかったところで,それぞれの一等星に注目していきましょう。

まず,こと座のベガですが,夏の大三角の3つの一等星の中で一番明るい恒星ということが目印になります。ベガは七夕に出てくる織女星(織姫)。地球からの距離は25光年で大きさは太陽の3倍弱。12,000年後には北極星になる予定です。
ベガの意味は,『落ちる鷲』。星座を考えた人たちは,獲物を狙って急降下している鷲を想像したのかもしれませんね。それにしても,ベガは鷲を意味するのに,星座はこと座というのはなぜなんでしょう。
さて,そのこと座はこんな感じです。

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こと座には,見て楽しめる天体として,惑星状星雲M57やダブルダブルスターと呼ばれる二重星があります。
※惑星状星雲とは,(超新星爆発をせずに)一生を終えた恒星が,周囲にガスを放出しながら,そのガスが中心に残された星からの紫外線を受けて輝いている天体。
M57は,リング状に見えるため,『ドーナツ星雲』とか『環状星雲』とよばれています。楕円形の淡い煙のように見えますが,大きめの望遠鏡でじっくり観察していると,真ん中が黒っぽく,穴の空いている感じがわかってきます。距離は2,600光年。

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ベガのすぐ横にあること座ε(イプシロン)星を望遠鏡で覗いてみると,2つの恒星(ε1とε2)を見ることができます。二重星ということですね。ただ,ε1とε2が見かけの二重星なのか連星なのかは,まだ明確にされていないようです。おもしろいのは,このε1とε2を高倍率で覗いてみると,一方のε1が二重星になっていて,もう一方のε2も二重星になっているのがわかることです。これらはどちらも連星だとわかっています。すなわち二重星が2組見えていることになるので,ダブルダブルスターなんですね。

続いて,彦星(牽牛星)アルタイルに目を向けてみましょう。
アルタイルは,地球からの距離が17光年弱。大きさは太陽の1.6倍。猛烈な速度で自転しているため,遠心力でお腹(赤道方向)がかなり膨らんでいます。ちなみに太陽は25日(600時間)で1自転するのですが,アルタイルはなんと9時間で一回転。超高速で自転をする恒星ということがおわかりになるでしょうか。
アルタイルとは,『飛ぶ鷲』という意味です。その姿を見てみましょう。

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アルタイルとその周辺の星から,鷲の形を追うのはちょっと難しそうですね。

七夕の織姫と彦星の紹介をしましたが,その七夕に関してお知らせです。
通常,七夕といえば7月7日ですが,七夕という風習が(中国から)伝わったのは奈良時代。また,短冊に願いを書くという風習は江戸時代になってからです。江戸時代は今の太陽暦ではなく,月の満ち欠けを元にした太陰太陽暦という暦(旧暦)が使われていました。そういう意味から,新暦ではなく旧暦での7月7日の方を伝統的七夕と呼んだりします。伝統的七夕の夜には,必ず半月近い月が見えていることになります。というのも,旧暦の7日は新月から7日経った夜ということになるからです。今年の伝統的七夕は8月19日。まだ来ていませんね。願いごとをかけそこねた人は,まだ間に合いますよというお知らせでした。

夏の大三角をつくる恒星の三つ目ははくちょう座デネブ。
デネブという名称には,『めんどりの尻尾』という意味があります。この白鳥はメスなんですね。
デネブの大きさは太陽のおよそ100倍(アルタイルは2倍なんですよ)。明るさは太陽の50,000倍以上。デネブが一日で放射するエネルギーは,太陽が140年かけて放射する量と同じ。そんなエネルギッシュで猛烈な星なのに,夏の大三角の一等星の中では一番暗いのは,ベガやアルタイルなどの他の一等星に比べて遙かに遠方(距離1,400光年)にあるためです。
はくちょう座は,均整のとれた十字の形をしていて,翼を左右に広げた白鳥の姿をイメージしやすい星座です。白鳥の姿を重ねてみるとこんな感じです。

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はくちょう座には,アルビレオという素晴らしい二重星があります。

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アルビレオは,はくちょう座の口ばしのところに位置していて,黄色っぽい主星と青っぽい伴星の色の対比が見事で,『北天の宝石』ともいわれます。その美しさのため,宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』の中で,この2つの星を輪になって回るサファイアとトパーズとなぞらえています。
この2つの星の間は35秒(1秒は,1°の3600分の1)と大きく離れているため,小型の望遠鏡でも容易に観察できます。※アンタレスと伴星の間は2.9秒。

そして,よくよく見ると(雲の有無や空の澄み具合にもよりますが)ベガとアルタイルの間を北から南へうっすらと天の川が流れているのがわかるかもしれません。本当にうっすらとした薄い雲のようにです。空が明るいと天の川は見えにくくなります。博物館前の広場から天の川が見えるかどうか,ぜひ確かめてみてください。

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ここまで夏の一等星を含む,さそり座,こと座,わし座,はくちょう座近くにある天体を紹介してきましたが,それ以外にも天体望遠鏡を向けて楽しめる天体はたくさんあります。

ここからはそのいくつかを紹介するので,大きな望遠鏡や小さな望遠鏡で見比べしながら,『これ,お気に入り!』と思える天体をぜひ一つ選んでみてください。

☆いて座の散光星雲(M8)
散光星雲とは,比較的広い範囲に広がったガスや宇宙塵が様々な理由で発光して見えている天体。
よく見てください。雲のような散光星雲のすぐ横に星団がくっついて見えている天体です。距離は3,900光年。

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☆いて座の散光星雲(M17)
こちらも,じっくりと目をこらして観察してみてください。望遠鏡によっては上下が逆さに見える場合がありますが,ちょうど湖を泳ぐ白鳥のようなイメージに見えるかもしれません。距離は4,200光年。

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☆ヘラクレス座の球状星団(M13)
M13の恒星の数は50万個以上。北天で最大サイズの球状星団で,全天一の美しい球状星団ともいわれています。距離は25,000光年

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他にも
☆うしかい座の二重星イザール(ε星)・・・『プルケリマ(もっとも美しいもの)』と呼ばれている。
☆いて座の球状星団(M22)・・・M13より迫力があるという評判。
☆こぎつね座の惑星状星雲(M27)・・・地図記号の銀行マークに見えるという声も。
☆南斗六星・・・北斗七星とどう違う?何座にある?

星は観察するだけでなく,その天体がどんな天体であるかを知ることによって,より興味深く感じることができるようになるものです。
また,大きな望遠鏡と小さな望遠鏡とでは見え方がかなり違ったりします。レンズを使った屈折望遠鏡と鏡を使った反射望遠鏡とでも,見え方に違いがある場合があります。倍率の違いによる見え方の違いもあります。同じ天体でも,いろいろな望遠鏡,いろいろな倍率で観察して,見え方の違いを味わってみるのもおもしろいのではと思います。
それでは,観望会でお会いできるのを楽しみにしています。

※HP中の円形星図,説明図はAdobe Illustratorで作成しています。
 天体画像は,博物館会員が小型の天体望遠鏡で撮影したもの(一部スケッチ画)で,実際に望遠鏡を覗いたときに見た感じに近いように若干の加工をしているものもあります。

<注>天体(星雲星団)の名称の頭に付く『M』記号について
フランスの天文学者シャルル・メシエは,数多くの星雲星団を観測してカタログにまとめました。そのカタログに記された110個の天体には個々にM番号が振られて一覧化され,観測に活用されています。『M』は観測者メシエのM。

 

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