8月19日 夜間天体観望会 天の川と夏の星座・惑星を楽しもう

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本イベントは2017年8月19日に終了しています

 「天の川と夏の星座・惑星を楽しもう」をテーマにして天体観望会を開催します。

【日時】8月19日19時00分~21時30分 (受付18時45分~)

【内容】19時00分からオリエンテーション後、19時30分前後から21時まで天候に合わせて天体観望を行います。曇天・雨天の場合は別プログラムで行います。台風など安全確保が困難な場合は開催中止いたします。その場合はホームページにてお知らせいたします。

【予定機材】:大型望遠鏡数台、中型望遠鏡10台程度、大型双眼鏡数台、小型双眼鏡40台程度
対象天体に合わせて使用する天体望遠鏡を用意していますので、いろいろな望遠鏡・双眼鏡を楽しんで下さい。

【オリエンテーションの内容】
・今夜の星空のシュミレーション(教室内)
・本日の天体望遠鏡の味わい方(教室内)
・天体望遠鏡の見方・使い方説明(教室内)
・双眼鏡の使い方説明(教室内)
・夜間天体観望会での事故防止注意事項説明(教室内)
・双眼鏡・天体望遠鏡の操作練習(校庭)

【予定している対象天体】
この日の日没は18時50分ころですが、山に囲まれた多和では18時すぎに太陽が隠されるでしょう。そして星が見え始めるのは19時30分ころで西の空低くに木星が見えてきます。20時ころからにはすっかり暗くなり南の空に土星がみえます。快晴だと天の川を背景にして、はくちょう座、こと座、わし座、(夏の大三角形)やさそり座など夏らしい星座が次々と見えてきます。

【募集定員】40組程度

【申し込み方法】定員を超える申し込みがありましたので本イベントの予約受付は終了致しました(7月31日04時21分)

【観望予定の天体紹介(一部)】

19時40分木星19時30分ころで西の空低くに木星が見えてきます。となりにはおとめ座の一等星スピカも見えます。

20時南天M天体
20時ころ、南の空に、明るく輝く土星が見えてきます。土星の左にはいて座、右にはさそり座が見えます。晴れていれば天の川が見えます。

土星
天体望遠鏡でみると輪がよく見えます。倍率を上げて輪をよく見ると輪の中に隙間があることがわかるでしょう。今年の土星は地球から見て、輪がとても見やすい傾き方をしています。

M8
いて座とさそり座の周辺は、星雲・星団がたくさんあります。双眼鏡でも存在が確認できます。また大型の反射望遠鏡でみると、薄く大きく拡がっている星雲を確認できるでしょう。図はM8星雲 別名:干潟星雲です。上にうっすらと見えているのはM20 三裂星雲です。

天頂0頭上には、こと座のベガ、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイルが輝いています。

大3角形
皆さんご存じの夏の大三角形です。

天頂1
こと座、はくちょう座、わし座の形も確認してみましょう。わし座は形がわかりにくいですが、はくちょう座、こと座はわかりやすい形です。また、はくちょう座に比べて、こと座がとても小さいことも気づけると思います。

天頂2
星座絵を重ねてみると、このようになります。はくちょう座のクチバシのところで輝いている2等星はアルビレオと呼ばれている二重星です。肉眼では1つにしか見えませんが天体望遠鏡で80倍程度にすると近寄った2つの星であることがわかります。ブルーとオレンジの色対比が美しい二重星です。

ベカ周辺
こと座のベガを双眼鏡で見てみましょう。とても明るいベガを頂点にした三角形が見えます。この三角形の中にも微光星がいくつもあるのですが、何個見えるかで、夜空の暗さを比較したりもします。さて、この三角形をよく見ると左下の星が2つに分かれていることが確認できます。ダブルダブルスターと言われている二重星です。口径8㎝程度以上の天体望遠鏡で100倍以上にすると二重星のそれぞれがまた二つに分かれることが確認できます。二重星がまた二つにわかれて4つの星が見えるのでダブルダブルスターと呼ばれることもあります。

ヘルクレス
ほぼ真上、こと座の西側にはヘルクレス座があります。

ヘルクレス星座絵ヘルクレス座の腰のあたりにM13があります。

ミューロンによるM13球状星団と呼ばれる星がボールのように丸く集まっている様子を見ることができます。

このほかにもいろいろな星・星団・星雲がありますが、一番の見どころは天の川です。南の空から北の空まで天の川を双眼鏡などでみると微光星がびっしりと集まっていることがわかります。天の川には濃い領域、薄い領域があることもぜひご覧下さい。

晴天祈願!!!!!!!

【申し込み方法】

定員を超える申し込みがありましたので本イベントの予約受付は終了致しました(7月31日04時21分)

 

 

 

 

 

 

 

天体望遠鏡博物館

開館日

開館日

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