収蔵望遠鏡

五藤光学研究所製１６㎝反射赤道儀

主鏡口径：１６０㎜　焦点距離：１２９７㎜

架台：モータードライブ付き赤道儀
販売されていた期間：１９７３年５月～１９８０年代初頭

仮組立したときの写真

２０１４年９月１４日、埼玉県の谷川政敏様から寄贈を賜りました。

この望遠鏡は寄贈者の恩師　故・相原健一郎氏（元・川越天文同好会顧問）から谷川様が譲り受け保管してきました。故人の恩に報い、その業績を末永く称えるために、当館への寄贈を決定されました。

望遠鏡は谷川様ご自身が埼玉県から自家用車で、香川県さぬき市の天体望遠鏡博物館までお持ち下さいました。

主鏡の状態はとても良好です。Ｆ８．１の長焦点ニュートン式反射です。星像が楽しみです。

鏡筒バランスウェイトもついています。鏡筒前後のバランスだけでなくカメラ取り付け時のバランス調整にも対応できるようになっているようです。

赤道儀はドイツ式、スマートなデザインです。

モータードライブのコントローラーです。このころのコントローラーはＦＡＳＴボタンとＳＴＯＰボタンだけですから手元の感覚だけでも操作できます。

ＧＯＴＯ（五藤）のロゴ、最近天文ファンになった方だとＧｏｔｏ（ゴー　ツー）の意味と取り違えて自動導入架台と間違えるかもしれません。

すばらしい望遠鏡を展示できることになりました。寄贈者：谷川政敏様のご期待に添えるよう大切にして参ります。