お知らせ

2020年2月1日天文現象のお知らせで、上弦の月(半月)の日、月の微妙な傾きや太陽の方向などの条件がそろうと、クレーターの凹凸の光と影により、月面にXの文字が浮かびあがる現象があることをお知らせしました。月面にはXの文字の他にL・O・V・Eなどの文字に見える場所も発見され、ひそかなブームになっています。

天体望遠鏡博物館のボランティアに撮影を呼びかけたところ月面Ｘが写っている画像が届きましたので紹介します。撮影機材の違いで写り方が違いますがいずれの画像も　Ｘ　をたやすく識別できます。

 

望遠鏡：セレストロンC5　カメラ：Lumix GX1ボディ　直焦点撮影　撮影者：愛媛県会員　Ａさん

上弦の月の欠け際中央から縁に向かって半分ほど下がったところに　Ｘ　が見えています。月面ＬＯＶＥの4文字のうち　ＬとＶ　も見えています。

 

 

撮影者Ｉさんが月面ＬＯＶＥの4文字のがどこにあるかをわかりやすくするために上記画像をトリミング拡大して文字入れした写真です。Ｘ　は写真の中央付近に見えています。

 

 

 

 

 

 

 

画像中心に　Ｘ　が見えます。

 

 

撮影時刻：２０２０年２月１日　２１時３７分
撮影場所：愛知県知多郡阿久比町
鏡筒：Ｂｏｒｇ１００ＥＤ（口径１００ｍｍ、焦点距離６４０ｍｍ）
　　　２倍バーローで拡大（合成焦点距離１２８０ｍｍ）
カメラ：Ｃａｎｏｎ　ＥＯＳ７０Ｄ　ＩＳＯ１２００、１／１２０秒
撮影者：愛知県ボランティアＩさん

撮影者コメント：シーイングもピントも悪く、あまりシャープではありません。また、焦点距離が短いのでトリミングしています。