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金星が三ヶ月状に見えます

[天文現象] 更新日:2018/09/30

 太陽が沈んで間もなく、西の空低くに明るく輝く星が見えています。9月21日にマイナス4.6等の最大光度を迎えた金星です。このころの金星は夕焼けから夕闇へと変化していく地上風景と織りなす姿がとても美しく感じます。

目で見ても美しいのですが、天体望遠鏡で観察すると三ヶ月のように欠けて見えます。10月26日の内合までの間はより細くなっていくとともに見かけの大きさは大きくなっていきます。ただし、日が経つにつれてどんどん高度が低くなり、内合の時は太陽といっしょに地平線に沈むので内合の金星を見ることはできません。

金星は地球よりも太陽に近い軌道で公転しています。公転スピートが違いますので、地球と太陽の間に位置するときや太陽の向こう側に位置することもあります。このため地球から見ると金星は三ヶ月状、半月状、満月状のように満ち欠けして見えます。

詳しくは国立天文台のホームページをご覧下さい。そしてぜひ天体望遠鏡で金星を見てみて下さい。

国立天文台のホームページ 金星の最大光度・内合

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イラストは国立天文台のホームページから引用しています。イラストをクリックすると国立天文台のホームページにつながります。

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