天体望遠鏡博物館公式ホームページ

１月９日～１０日　アルデバランが月に隠されます

[天文現象] 更新日：2017/01/09

＊上記予想図は国立天文台ホームページから引用＊

１月９日（月）２４時前後から１０日（火）１時ごろに、牡牛座の１等星アルデバランが月齢１２の月に隠される恒星食が起こります。アルデバランは月の暗い縁側に潜入して隠れていきます。隠される時刻は場所によって異なります。

各地の予想潜入時刻
札幌　　９日２３時５８分
東京　１０日　０時０１分
福岡　　９日２３時４９分

月例１２の月はレモンのような形をして、明るいため１等星のアルデバランであっても、肉眼では見にくいと思われます。双眼鏡や望遠鏡で見てみましょう。その際は予想潜入時刻ギリギリから見るのではなく、遅くとも１０分前には見るようにしましょう。アルデバランが月の暗い部分に突然、消えるようになります。

また潜入からおよそ１時間後には月の明るい側からアルデバランが出現してきます。

各地の予想出現時刻
札幌　１０日　１時０２分
東京　１０日　１時０９分
福岡　１０日　０時５９分

詳しくはアストロアーツや国立天文台のホームページもご覧下さい。