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1月4日明け方に「しぶんぎ座流星群」が極大

[天文現象] 更新日:2019/01/01

流れ星(「流星」)は、季節を問わず数時間ほど星空を眺めていれば、まず数個は見ることができます。しかし一般の方が数時間も星空を眺めていることは希で大抵は10分~20分程度ではないでしょうか。

流れ星は、宇宙を漂っているわずか直径1ミリメートルから数センチメートル程度の粒が地球の大気と激しく衝突し、高温になって粒が気化する一方で、大気や気化した粒の成分が光を放つ現象です。地球が太陽の周りを公転する軌道上にはこの粒がたくさん集まっているところが所々にあります。

地球がこの粒がたくさん集まっているところを通過する時に流れ星が多く流れます。これを流星群といい、流星群が流れてくる方向の星座から、ペルセウス座流星群とかふたご座流星群と名前がつけられています。

1月4日の明け方は「しぶんぎ座流星群」がもっともよく流れると予想されています。さて「しぶんぎ座」ですが聞いたことがない星座だと思われた方が多いと思います。それもそのはずで流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。

現在は存在しない「しぶんぎ座」ですからどこを眺めていればいいのだろうと思いますが、大雑把にいうと北斗七星の下方向になります。1月4日の深夜から明け方にかけて1時間に最大20個ほど北斗七星の方向から全天に流れ星がでると予想されています。

厳寒期ですが防寒対策をしっかりして今年最初の「流星群」を楽しんでみて下さい。

流星群についての説明は国立天文台のホームページに掲載されています。是非ご覧下さい。

流星群とは(動画 youtube 3分34秒)

 https://www.nao.ac.jp/astro/basic/meteor-shower.html

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